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特定非営利活動法人アダプテッドスポーツ・サポートセンター

理事長紹介

活動を更に進化させ、多くの方に「パラスポーツ」の素晴らしさ、人間の可能性を伝える活動を。

NPO法人アダプテッドスポーツサポートセンター
理事長 浦久保 康裕

 障がいの有無に関係なく多種多様な人々が生き生きと暮らす社会、言い換えればノーマライゼーション社会を実現していくために必要不可欠なのは多様性の受入れです。私たちASSCは設立以来一貫してパラスポーツの普及・情報提供通じて障がいへの理解促進活動を行いパラスポーツのプラットフォーム機能、そしてノーマライゼーション社会創造の一翼を担ってまいりました。

そして、2020年東京オリンピック・パラリンピックを控えた今、パラスポーツを取巻く環境は大きく変わりました。パラスポーツの管轄も従来の厚生労働省からスポーツ庁に移り、パラアスリートの競技環境は大きく改善をされました。ようやくパラスポーツ、パラリンピックという言葉は市民権を得ましたが、残念ながら実際の競技や選手についての認識はまだまだ低いのが実態です。

2020年のレガシーとは何か、と言う前に市民一人ひとりにいかにしてパラスポーツの素晴らしさを伝え、パラアスリートを応援するマインドを醸成するのかが、今問われています。ASSCでは2015年に8月25日を「パラスポーツの日」として制定をいたしました。この日は2020年の東京パラリンピック開会式当日に当たります。私たちはこの「パラスポーツの日」を中心にNPOならではの視点、そしてネットワークを生かしながら行政レベルでは取り組むことが出来ないパラスポーツ普及のための活動や事業に積極的に取り組みを行います。

2020年、そしてそれ以降もパラリンピックを2回開催した都市、国として世界にその成果を誇れるかは市民一人ひとりの意識、行動の中に何を根付かせるかではないでしょうか。私たちはこの問いかけを決して忘れず、そして10年間の財産を大切にしながらパラスポーツ普及の先駆者としての誇りとご支援を頂きました皆様への感謝を忘れず、更に力強い歩みを進めてまいります。

 引き続きのご支援を賜りますようよろしくお願いいたします。

平成29年4月1日